ソラナ財団CISO、AI悪用の詐欺急増「業界の新たな脅威」
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概要
- マイケル・コーツ ソラナ財団CISOは、最近はAIを悪用した偽の身元工作と詐欺がブロックチェーン業界の新たな脅威になっていると明らかにした。
- 同氏は、AIとディープフェイクの進化によって、ロマンス詐欺や豚の屠殺詐欺などのソーシャルエンジニアリング攻撃が一段と深刻化すると警告した。
- コーツCISOは、利用者があらゆる詐欺を見分けるのは難しいとしたうえで、多層的なセキュリティ体制の構築がブロックチェーンセキュリティの中核課題になると述べた。
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人工知能(AI)の発達に伴い、巧妙なフィッシングや身元偽装が増えている。技術的にシステムを破るのではなく、人をだまして重要情報を奪う新たな攻撃手法が、業界の脅威として浮上している。
コインデスクが8月1日に報じたところによると、ソラナ財団のマイケル・コーツ最高情報セキュリティ責任者(CISO)は「ここ数カ月に起きた主要なセキュリティー事故の相当数は、スマートコントラクトの脆弱性ではなく、偽の身元やAIを使った詐欺といった、より巧妙な侵害から始まった」と語った。そのうえで「今後のブロックチェーンセキュリティーの中核課題は、こうした種類の脅威への対応になる」と強調した。
とりわけ注意が必要なのが、AIを悪用したソーシャルエンジニアリング攻撃だ。技術的にブロックチェーンをハッキングするのではなく、被害者に接触して秘密鍵やシードフレーズなどの重要情報を盗み取る手口を指す。代表例にはロマンス詐欺や豚の屠殺詐欺がある。
コーツCISOは「AIとディープフェイクの進化で、ソーシャルエンジニアリング攻撃ははるかに深刻になる」と警告した。知人の声をそのまままねた偽の電話が一般化する可能性もあると指摘した。
さらに、利用者があらゆる詐欺を完璧に見分けるのは現実的に不可能だとしたうえで、誰かがだまされても別の安全対策で被害を防げるよう、多層的なセキュリティー体制を構築する必要があると付け加えた。
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