Loading IndicatorLoading Indicator

円、日銀会合前に一段安懸念 1ドル=165円突破なら介入の可能性

出典

概要

  • 市場ではBOJが政策金利据え置きを見込むなか、植田総裁の発言が円相場の行方を左右する焦点になると伝えた。
  • 植田総裁が十分にタカ派でなければ、円相場は対ドルで1ドル=165円を超えて一段安となる可能性があると報じた。
  • BOJの記者会見がハト派と受け止められた場合、1ドル=165円突破とあわせて外国為替市場介入の可能性が高まると伝えた。

期間別予測トレンドレポート

Loading IndicatorLoading Indicator
写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

円相場は日本銀行(BOJ)の金融政策決定会合を前に下落基調が続いている。植田和男総裁が十分な利上げシグナルを示さなければ、対ドルで1ドル=165円を超えて一段と円安が進むとの見方が出ている。

ブルームバーグが7月28日に報じた。市場では今週金曜日のBOJ会合で政策金利が据え置かれるとの見方が大勢を占める一方、会合後の植田総裁の発言から今後の利上げ時期を探る手掛かりが示されるかに注目が集まっている。

円は6月に対ドルで1986年以降の安値水準まで下落した後、7月も軟調に推移している。国際原油価格の上昇に加え、日本の財政健全性への懸念や日米の金利差が円相場の下押し圧力となっている。

RBCブルーベイのマーク・ダウディング最高投資責任者(CIO)は「植田総裁が十分にタカ派でなければ、円は1ドル=165円を超えてさらに下落する」と指摘した。9月か10月の会合で利上げする可能性は残すとみる一方、円相場が急速に円高へ転じるほどの発言は出ないとの見方も示した。

BOJ内部でも、円安が物価上昇圧力を強めるなか、利上げのペースを速める案が議論されている。ただ、ブルームバーグの調査ではエコノミストの半数が、BOJは利上げを12月まで先送りすると予想した。

市場では、円安を落ち着かせるには植田総裁が次回利上げの時期をより明確に示すなど、市場予想を上回るタカ派シグナルが必要だとの見方が強い。足元のオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場は、BOJが9月までに利上げする確率を約29%、10月までに利上げする確率を約78%織り込んでいる。

外国為替市場への介入観測も再び強まっている。アセットマネジメントOneの債券部門で最高投資責任者を務める清水武智氏は、BOJの記者会見がハト派と受け止められれば、円は容易に1ドル=165円を超え、為替介入を誘発する可能性があるとみている。

#金融政策
#円相場
#外国為替市場

shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

このニュース、どう思いますか?








PiCKニュース






ハッシュタグニュース