App StoreとGoogle Playに新型マルウエア「SparkKitty」、暗号資産利用者に警戒
概要
- 暗号資産利用者を狙う新型マルウエア SparkKitty が、App StoreとGoogle Playで拡散していたことが分かった。
- チェック・ポイントは、SparkKitty がOCRを使って画像から 暗号資産ウォレットの復旧フレーズ(シードフレーズ) を抜き取り、ハッカーのサーバーに送信すると警告した。
- チェック・ポイントは、ウォレットの復旧フレーズ をスクリーンショットや写真で保存している利用者が、最も大きな被害リスクにさらされていると警告した。
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暗号資産利用者を狙う新型マルウエア「SparkKitty」が、アップルのApp StoreとGoogle Playで拡散していたことが分かった。
暗号資産専門メディアのザ・ブロックが7月27日に報じた。サイバーセキュリティー企業のチェック・ポイント(Check Point)は同日公表した報告書で、SparkKittyがApp StoreやGoogle Play、サードパーティーのアンドロイド向けアプリ市場など複数の経路で配布されていたと明らかにした。SparkKittyは光学式文字認識(OCR)技術を使い、感染端末に保存された画像をスキャンして、暗号資産ウォレットの復旧フレーズ(シードフレーズ)を抜き取る。
チェック・ポイントは、SparkKittyを、既に報告されていた情報窃取型マルウエア「SparkCat」の進化型とみている。SparkCatもOCRを使い、スクリーンショットからデータを収集していた。
このマルウエアは、暗号資産サービスやメッセージプラットフォーム、エンターテインメントアプリを装ったアプリに潜んでいた。インストール後に写真ライブラリーへのアクセス権限を要求し、その後は端末内の既存画像と新たに追加された画像を継続的にスキャンする。抽出したウォレットの復旧フレーズやパスワード、QRコードのデータは、端末の基本情報とともにハッカーが管理するサーバーに送信される。
iOSでは、App Storeに登録されていた「币coin」という名称の暗号資産関連アプリにマルウエアが埋め込まれていた。アンドロイドでは、メッセージングと暗号資産取引プラットフォームを装った「SOEX」アプリからSparkKittyが見つかった。Google Playから削除されるまでに、1万件超がダウンロードされたという。
チェック・ポイントは「復旧フレーズさえあれば、ウォレットに完全にアクセスできる」と警告した。そのうえで、ウォレットの復旧フレーズをスクリーンショットや写真で保存している利用者が、最も大きな被害リスクにさらされていると指摘した。
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