期間別予測トレンドレポート



ドナルド・トランプ米大統領の公式ミームコイン「オフィシャル・トランプ(TRUMP)」の購入者約100万人が、計38億ドルの損失を抱えていることが分かった。
コインテレグラフが7月5日に伝えた。ニューヨーク・タイムズはオンチェーン分析会社ナンセン(Nansen)のリポートを引用し、6月末時点でオフィシャル・トランプの購入者98万8905人が損失を抱えていると報じた。購入者全体の3人に2人に当たる。
ナンセンは、少数の初期購入者が巨額の利益を得る一方、大半の個人投資家が損失を負う構図だと分析した。利益を出しているウォレットは約50万件で、総利益は40億ドルに達した。
一方、トランプ大統領本人はオフィシャル・トランプで6億3000万ドル超を得た。今週公表された同氏の年次資産申告書によると、暗号資産関連事業全体では2025年に14億ドル超の収入を計上した。現職大統領の暗号資産事業を巡る利益相反への批判を改めて呼んでいる。
オフィシャル・トランプは、トランプ氏の再就任直前の2025年1月に公開された。公開直後に73ドルを超えて高値を付けた後、97%超下落し、足元ではコインゲッコー(CoinGecko)ベースで1.70ドルで取引されている。
ナンセンは、トランプ一族が共同創業者に名を連ねる暗号資産プラットフォーム、ワールド・リバティ・ファイナンシャル(WLFI)のトークンも分析した。追跡した約2万7000件のウォレットのうち85%が損失を計上し、損失総額は8300万ドルに達した。一方、トランプ大統領はワールド・リバティ・ファイナンシャルのプラットフォームだけで2025年に約8億ドルを得たと申告した。
トランプ大統領はCNBCのインタビューで、利益相反を巡る批判について「違法なことはなく、間違ったこともない」と語った。そのうえで、投資判断は別の人たちが担っていると主張した。