チリーズ、OKX AIに「ファントークンインテルMCP」投入
概要
- チリーズは、OKXのOKX AIマーケットプレイスに、スポーツのファントークンに特化したインテリジェンスレイヤーファントークンインテルMCPを投入したと発表した。
- AIエージェントは、58種類超のファントークンとDEXの流動性、オラクルデータ、大口投資家の資産移動などをリアルタイムで分析し、自動売買や市場分析アプリケーションの構築を支援するという。
- チリーズは、ベース、ソラナ(SOL)など複数ネットワークのファントークンデータとファントークン健全性スコアを有料APIとして提供し、スポーツファイ(SportFi)市場の大衆化を後押しするとしている。
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チリーズ(Chiliz)は7月2日、OKXの人工知能(AI)エージェント基盤「OKX AI」に、スポーツのファントークン向けインテリジェンスレイヤー「ファントークンインテル(Fan Token Intel)MCP」を投入したと発表した。
OKX AIは、AIエージェントがオンチェーン上で相互に探索し、サービスを利用したり対価を支払ったりできるよう設計したAIマーケットプレイスだ。ブロックチェーンベースの決済やステーブルコイン決済、オンチェーンの本人確認・レピュテーションシステムを基盤に運営する。
ファントークンインテルMCPは、AIエージェントがファントークン市場をより精緻に分析できるよう、スポーツの試合データ、取引情報、オンチェーンデータを統合して提供するソリューションだ。試合前後に加え、試合中に発生するイベントも反映し、市場の流れの分析を支援する。
開発者やAIサービス企業はこれを活用することで、実際の試合結果とオンチェーンデータに基づく自動売買や市場分析機能を備えたアプリケーションをより容易に構築できる。
リアルタイムのデータ処理機能も備える。AIエージェントは58種類超のファントークンの価格相関を分析できるほか、分散型取引所(DEX)の流動性、オラクルデータ、大口投資家の資産移動をリアルタイムで追跡できる。さらに、2300日超にわたって蓄積したファントークン市場データを基に、得点や退場、試合終了直前の局面、トーナメントの進行が市場と流動性に与えた影響も分析できる。
チリーズは自社エコシステムに加え、ベース(Base)やソラナ(SOL)ネットワークで発行されたファントークンのデータも提供する。試合日程やソーシャルメディアの動向を総合した「ファントークン健全性スコア」も用意する。関連データはXレイヤー基盤の「A2MCP(Agent-to-MCP)」ワークフローを通じ、有料APIとして提供する。
チリーズは足元でグローバルスポーツ市場での展開も加速している。各国代表のファントークンのラインアップには新たにスペインを加えた。これにより、アルゼンチン、ポルトガル、イタリア、ベルギー、南アフリカ共和国、スコットランドを含め、計7つの代表チームのファントークンを確保した。
アレクサンドル・ドレフュス最高経営責任者(CEO)は「今回のファントークンインテルMCPの投入は、スポーツファンダム資産と最先端のAI技術を結びつける重要な節目だ」と述べた。そのうえで「膨大なファントークンデータとリアルタイムの試合インサイトを活用することで、より高度で自律的なオンチェーンのスポーツデータ生態系を構築し、スポーツファイ(SportFi)市場の大衆化を後押ししたい」と語った。