スペースXのIPOで取引急増、ハイパーリキッドのSPCX無期限先物が14億ドル
期間別予測トレンドレポート



イーロン・マスク氏の宇宙企業スペースXが新規株式公開(IPO)を終え、ハイパーリキッド(Hyperliquid)で取引されるスペースX連動の無期限先物の売買も急増した。
6月15日にザ・ブロックが伝えたところによると、ハイパーリキッドのHIP-3エコシステムで扱うスペースX無期限先物「xyz:SPCX」は、IPO当日に約14億ドルの取引高を記録した。
当日のHIP-3全体の取引高に占める割合は約30%だった。IPO前の3週間におけるSPCXの1日平均取引高は約2600万ドルにとどまっており、売買高は爆発的に増えた。
株式連動型の無期限先物市場の拡大も目立つ。6月前半のHIP-3ベースの株式無期限先物の取引高は累計188億ドルとなり、同期間の原油(WTI)とブレント原油の無期限先物取引高76億6000万ドルを大きく上回った。
業界では、2026年1〜3月期まではコモディティー中心だった取引需要が、足元では米国株の変動性拡大と大型IPOブームを追い風に、株式連動商品へ移っているとみる。
ハイパーリキッドは24時間取引が可能な株式無期限先物市場を提供している。従来はCFD(差金決済取引)プラットフォームや中央集権型取引所が担っていた海外個人投資家の需要を、一部吸収している。
ハイパーリキッドのエコシステムの中核トークンであるHYPEも恩恵を受けた。取引手数料をトークンの買い戻し原資に充てる仕組みを背景に、スペースXのIPO当日にHYPEの価格は約10%上昇した。

shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

