SBI新生銀、預金利息の2割を暗号資産に交換できる特典導入へ
概要
- SBI新生銀行は、預金者に利息収益の20%%相当を暗号資産に交換できるバウチャーとして付与するプログラムを今秋に始める予定だ。
- バウチャーはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)などに交換できる。プログラムは6月10日から3カ月間、普通預金と定期預金を対象に試験運用する。
- SBIグループは今回の取り組みを通じて銀行顧客を暗号資産事業に取り込む一方、暗号資産・ブロックチェーン事業の拡大やオンチェーン株式取引、円建てステーブルコインJPYSCの展開も進めている。
期間別予測トレンドレポート



SBIグループ傘下のSBI新生銀行(SBI Shinsei Bank)が、預金者向けに暗号資産(仮想通貨)の特典プログラムを導入する。
日本経済新聞を引用したザ・ブロックの6月9日付報道によると、SBI新生銀行は今秋、預金者に利息収益の20%相当を暗号資産に交換できるバウチャーとして付与するプログラムを始める予定だ。
バウチャーはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、エックスアールピー(XRP)などの暗号資産に交換できる。利用には、SBIグループの暗号資産交換所であるSBI VCトレード(SBI VC Trade)の口座開設が必要になる。
正式導入に先立ち、SBI新生銀行は6月10日から3カ月間、試験運用を実施する。対象は普通預金と満期3カ月〜5年の定期預金だ。
コインポストによると、30万円を預けた顧客には約500円相当のバウチャーが付与される。3000万円以上を預けた顧客には、最大2万円相当のバウチャーを付与する。
今回のプログラムは、銀行顧客をSBIグループの暗号資産事業に取り込む戦略の一環とみられる。
SBIグループは足元で、暗号資産とブロックチェーン事業の拡大を進めている。北尾吉孝SBIホールディングス会長は5月、日本の主要な暗号資産交換所の一つであるビットバンク(Bitbank)の持ち分取得に向けた予備協議を進めていると明らかにした。
SBI証券と楽天証券は個人投資家向けの暗号資産投資信託の開発を進めている。SBIホールディングスは2026年初め、スターテイルグループ(Startale Group)と共同で、オンチェーン株式取引向けブロックチェーンの開発に着手した。信託銀行基盤の円建てステーブルコイン「JPYSC」も公開している。


