ステーブルコイン、企業間決済で台頭 B2B取引比率98%
概要
- ペイビスは、2026年1〜4月に自社プラットフォームで処理した ステーブルコイン 支払い取引量の約 98%% が 企業顧客 によるものだったと明らかにした。
- ペイビスは、暗号資産取引全体に占める ステーブルコイン の比率が、2023年7月の 12%% から2026年4月には 86%% に上昇したと説明した。
- ディファイラマは、世界の ステーブルコイン時価総額 が約 3195億ドル に拡大し、テザー(USDT) が約 59%% のシェアで首位だと伝えた。
期間別予測トレンドレポート



ステーブルコインが個人投資家中心の利用段階を超え、企業間決済(B2B)の主要な手段として存在感を強めている。
コインテレグラフが6月3日に伝えたところによると、暗号資産の取引・決済インフラを手掛けるペイビス(Paybis)は、2026年1〜4月に自社プラットフォームで処理したステーブルコイン支払い取引量の約98%が企業顧客によるものだったと明らかにした。
2023年には企業顧客の比率は36%程度にとどまっており、大幅に上昇した。
ペイビスはマッキンゼー(McKinsey)の資料を引用し、2025年の世界のステーブルコイン決済額が約3900億ドルに達し、このうち約60%が企業間取引だったと推計した。
4月には、ペイビスのプラットフォームにおける暗号資産取引全体のうちステーブルコインが86%を占めた。2023年7月の12%から急伸した。
業種別では、デジタル商品、暗号資産企業、テクノロジー企業、小売・電子商取引、フィンテック企業が主な需要先だった。これらの業種で企業向けステーブルコイン取引全体の78%以上を占めた。
調査結果も、ステーブルコイン活用の広がりを示した。回答企業の22.5%は、すでに海外送金にステーブルコインを使っているか、今後12カ月以内に導入する計画があると答えた。
もっとも、企業はなおステーブルコイン決済のコストと処理速度を実態より高く見積もっている。回答者の半数近くは送金完了まで1時間〜1日かかると予想し、約3分の1は手数料が3%程度になると見込んだ。
ペイビスは、実際のステーブルコイン決済コストは一般に1%未満だと説明した。処理速度についても、ネットワークによっては数秒から数分で完了する場合が大半だとした。
一方、ディファイラマ(DefiLlama)によると、世界のステーブルコイン時価総額は約3195億ドルと、1年前の2473億ドルから大きく増えた。市場シェアはテザー(USDT)が約59%で首位を占め、サークルのUSDコイン(USDC)が約760億ドルで続いている。


