概要
- ホワイトハウス傘下のOIRAが、CFTCが提出した予測市場規則の草案の審査手続きに着手した。
- トランプ大統領は、予測市場を巡るCFTCの独占的な権限の維持を公に支持した。
- CFTCは予測市場に対する独占管轄を主張して5州を提訴した一方、各州政府はスポーツベッティングおよび賭博法違反の可能性を理由に規制権限を主張している。
期間別予測トレンドレポート



米ホワイトハウスが予測市場(Prediction Market)に関する規制案の審査に入った。
5月27日、ザ・ブロックによると、ホワイトハウス行政管理予算局(OMB)傘下の情報・規制問題局(OIRA)は、米商品先物取引委員会(CFTC)が提出した予測市場規則の草案を受理し、審査手続きに着手した。
CFTCの報道官は「イベント契約(event contracts)に関する規則案をOIRAに提出した」と説明した。そのうえで、審査手続きの完了後に追加の立場を示す予定だと付け加えた。
これに先立ち、トランプ大統領はCFTCの立場を公に支持していた。5月26日に自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「予測市場に対するCFTCの独占的な権限の維持は極めて重要だ」と表明した。
CFTCも足元で、予測市場を巡る管轄権の強化を進めている。とりわけマイケル・セリグ(Michael Selig)CFTC委員長は、予測市場がCFTCの「独占管轄(exclusive jurisdiction)」の対象だとの立場を強く押し出している。実際、CFTCはウィスコンシン、イリノイ、アリゾナ、コネティカット、ニューヨークの5州を相手取り提訴した。
一方、各州政府は、予測市場は実質的にスポーツベッティングや賭博法違反に当たる可能性があるとして、規制権限は州政府にもあると主張している。

shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

