カルシ支援の予測市場ロビー団体、トランプ氏側近を戦略顧問に起用
概要
- カルシが支援した予測市場ロビー団体アメリカンズ・フォー・フェア・マーケットが、トランプ氏側近のテイラー・ブドウィッチ氏を戦略顧問に起用した。
- 今回の人事は、予測市場業界が米政界や規制対応での影響力拡大に乗り出す動きと受け止められている。
- 一方、カルシは新団体がCFTCの予測市場に対する規制権限を支持すると明らかにした。米下院はカルシとポリマーケットを対象に調査に着手した。
期間別予測トレンドレポート



米予測市場プラットフォームのカルシが支援する新たなロビー団体が、ドナルド・トランプ米大統領の側近を戦略顧問に迎えた。
コインテレグラフが5月24日に伝えたところによると、予測市場のロビー団体「アメリカンズ・フォー・フェア・マーケット(Americans for Fair Markets)」は、元ホワイトハウス副首席補佐官のテイラー・ブドウィッチ氏を戦略顧問に起用した。
ブドウィッチ氏はトランプ氏の側近の一人として知られる。今回の人事は、予測市場業界が米政界や規制対応で影響力を強める動きの一環と受け止められている。
同団体はカルシの支援で発足した。今後はスポーツベッティング事業者やカジノ業界を相手に政策対応を進める計画だ。カルシは、既存事業者が独占的な事業構造を守るため、予測市場に対する否定的な認識を広げていると主張している。
今回の団体設立は、拡大が続く予測市場業界のロビー活動の流れに沿うものだ。2025年12月には、コインベース(Coinbase)やクリプトドットコム(Crypto.com)、ロビンフッド(Robinhood)などが参加する「コアリション・フォー・プレディクション・マーケッツ(Coalition for Prediction Markets)」も発足している。
もっとも、米政界と規制当局の対応はなお分かれている。米下院は最近、カルシとポリマーケットを対象に、インサイダー取引の管理を巡る問題で調査に着手した。
一方、カルシは新団体が商品先物取引委員会(CFTC)による予測市場の規制権限を支持すると明らかにした。米国では現在、連邦規制当局と州政府の間で、予測市場の管轄権を巡る対立が続いている。

shlee@bloomingbit.ioこんにちは、bloomingbit記者です。

